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【展示会来場者に、自社ブースを気づかせる!】

前回は

「このブースに立ち寄ってみよう」と思わせるには?

を書きました。

前回のブログ


今回はその続き、

「ブース上部で何を見せるか?」

を書いていきます。


まず、「来場者は最初に上部を見る」

と前回のブログにも書きましたが、

その理由は「何屋さん?何があるの?」

を確認するためです。


では、その理由を聞いて

ブース上部で何を見せれば良いと思われたでしょうか?


そうです、答えは簡単。

「うちは〇〇屋です」
と表現すれば良いのです。

これは越後屋ですが(笑)


「いやいや、うちはやってるよ」

と思われるかもしれませんね。


しかし現実は…

残念ながら表現できていないブースが多いようです。


以下は展示会でよくある上部の展示です

  • 「株式会社〇〇」
  • 「製品名〇〇」
  • 「生産性向上!〇〇」
  • 「〇〇のソリューション」
  • 「職場をもっと豊かに○○」

など。


笑ってしまう方もいるかもしれませんが、

8~9割はこのようなブースばかりです。


上記の表現を見ても

「で?何屋さんなの?」と感じる来場者がほとんどだと思います。


結果、素通りされる可能性が高くなるわけですね。


来場者は沢山のブースを見て回るため

「早く、簡単に知りたい」

と考えています。

分かりにくいブースは「見る候補」から除外されてしまいます。


では、良い例を見てみましょう。

  • 「100年錆びないネジ」
  • 「日本一小さなモーター」
  • 「労働時間40%削減 顧客管理システム」

こちらは何屋か、が明確ではないでしょうか?


さらに良い形になると、

これをもっとわかりやすくしています。


例えば「100年錆びないネジ」に

ピカピカのネジの写真が添えられている。

すると「ああ、長持ちするネジを作っているんだな」

というのが一瞬でわかります。


これくらいシンプルでわかりやすいほうが、

来場者は気づいてくれるのです。


「言いたいことはわかるけど、それが表現できないから困っているんだよ」

という意見が出てきそうですね。


では、誰でも簡単に取り組める方法をお伝えしましょう。


御社の製品で

「お客様に喜ばれていること」

は何でしょうか?


その喜びの声

「〇〇に喜ばれている○○」

と表現すれば、ターゲットに響く可能性は確実に上がります。


え?お客様が教えてくれない?

では、

「導入する前と現在とでは何が変わりましたか?」

と聞いてみましょう。

その変わった状態を「喜びの声」として表現すれば、

ターゲットは未来の姿を想像できるのではないでしょうか。


予算が少ないブースであれば、

タペストリーやのぼりに書き入れて

表現されてるのも良いでしょう。


なおクランプでは、このような表現をブース全体でお伝えできるようにしています。

  • キャッチコピー
  • 写真やアイコンを使って表現

など

一瞬で「おっ!うちに関係ありそうだ」

とマッチングさせることを得意としています。


ブースの訴求をもっと高めたい!と思われる方は、

是非お声掛けください。

お問い合わせはこちらへ

info@clamp-co.jp

【展示会来場者の目線を知る方法】

展示会来場者は、遠目からまずブース壁面の上部を見ます。

その中でも、対面している「壁」に注目しています。

それはなぜか?


それは

「何屋さん?何があるの?」をすぐに判断するためです。


そこで興味があればブースに注目します。

興味が無ければ次のブースへ移ります。


来場者の動きはシンプルです。



では来場者の立場で考えてみましょう。


このブース上部を見て、どんな気持ちになれば

「このブースに立ち寄ってみよう」と思うでしょうか?

  • お!うちに関係ありそうだな!
  • え?それってどういうこと?
  • これって…うちは今まずい状態じゃないのか?
  • ん?なんだこれは?気になるな…

こんなところでしょうか?


では、このような気持ちにさせるためには、

何が必要になってくるでしょうか?


これを少し考えるだけでも、

「来場者目線」が持てると思います。


次回は、

「ブース上部で何を見せるか?」

を書いていきたいと思います。



展示会コーディネーター クランプ

展・フェス案内人のブログ

次回をお楽しみに!

展示会で「ブースに人が入らない!」とお悩みの担当者様向け

【展示会「説明パネル」の罠】


御社の展示会では、以下のような「説明パネル」を使われていますか?

じつはこの説明パネル…

見込み客を逃がしていることを、あなたは知っているでしょうか?


そもそもこの説明パネル、

なぜ使われているのか答えられますか?

  • 昔から使っているから…
  • 詳細が書いてあるから…
  • 見れば来場者が理解できるから…
  • 説明がしやすいから…

といった答えが出てくるかもしれません。


でも、ちょっと待ってください!


これらの理由…

すべて自社目線ではないでしょうか?


自社目線になっているブースは、

来場者に「不要」と判断されてしまいます。


「そんなこと言ったって…」

「これまで説明パネルで済ませてきたし、不満はないよ」

という方もいらっしゃるでしょう。


では一度、来場者の立場で考えてみましょう。


あなたが来場者なら、

一つ一つのブースの説明パネルを

近くまで見に行きますか?


おそらく行かないと思います。

気になるブースがあれば行く、と考えるでしょう。


それと同じ考えの方は多いです。


  • その方が100人いたら…
  • その方が本当はターゲット層だとしたら…
  • その方が、本当は自社製品を欲している人だったら…


見込み客との出会いを確実に減らしているのは、

「説明パネルだけ」という

謝った発信方法なのです。


それでも御社では、

「今後も説明パネルを使いたい」と思われますか?


クランプでは、見込み客との出会い、

マッチングを逃さないような、発信方法のお手伝いをしています。


「うちのブースは大丈夫か?」

と思われたのであれば、是非お声掛けください。


次回は「来場者の目線」について書いていきます。